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偽サイト一覧を紹介!見分けるポイントや被害に遭った際の5つの対処法を解説!

2024/10/29 ブログ

 

偽サイトとは何か気になるけれど、被害に遭わないためにはどうすればよい?

 

偽サイトは、どのような特徴があるのでしょうか?

 

今回は、偽サイトの一覧を紹介します。また、見分けるポイントや被害に遭った際の5つの対処法もまとめました。

 

これを読めば、偽サイトの特徴を知れて、公式と見分けることができ、もし被害に遭った場合にも適切な対処を行うことができます。

 

先に結論を言うと、実は偽サイトは、URLやドメインが見慣れない文字列に書き替えられているため、公式と見比べることで見分けることが可能ですよ。

 

偽サイトとは?

偽サイトとは、実在する企業の名前を装い、その企業のサイトに似せた偽のサイトを作成・公開して詐欺を試みるサイトのことです。

 

近年では、このような偽サイトを利用し商品代金を騙し取られたり、商品が届かなかったりするなどの被害が堪えません。

 

また、PCやスマホがウイルスに感染し、個人情報が漏洩したり、抜き取られた個人情報が悪用されたりする可能性もあります。

 

インターネットの普及と比例するように、偽サイトに関する被害や相談も増えているため、特徴や対処法を知り、偽サイトに十分注意しましょう。

偽サイト一覧

ここでは、一般財団法人インターネット協会のインターネットホットライン連絡協議会に寄せられた、偽サイトに関する相談や通報のあったサイトを連絡日順に紹介します。

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URL 内容 連絡日
https://www.zjrwmuoutlet.xyz 「会社概要に記載されている電話番号に電話をしたが、全く関係のない会社に繋がった」 2018/11/26
http://www.fujitacooking.xyz 「会社概要の表記やURLの末尾などが詐欺サイトだと疑われます」 2019/3/6
http://audioappliances.top/ 「住所が青森県なのに振込口座が東京都であることや電話番号の記載がなかったので、特定商取引法が求めるルールから外れているのではないか。支払いをしても商品が届かない」 2019/4/8
http://appliances.site/ 「振り込んだ銀行に問い合わせたところ、不審な口座で凍結されていましたが、そのサイトはまだ運営されています」 2019/4/12

http://goodlawnmowerwebeumaill.online/

「サイトに記載されている所在地と違う都道府県の銀行口座に振り込みするよう連絡があったり、電話番号について実在しない表記がされているので、特定商取引法が求めるルールから外れている」 2019/5/27
https://wwweiwaex.online/ 「会社概要に記載されている住所、郵便番号そして電話番号が共通せず偽装のようです」 2019/7/18
https://bzkmaill.top/ 「商品注文後、クレジットカード決済情報の入力をしたが、エラーになる。サイト記載のメールに問い合わせても返信なし。記載電話番号は使われておらず、連絡が取れない」 2019/9/30
http://nuraikenoura.coresv.com/ 「代金を振り込みましたが商品が届きません。表示が必要なはずの電話番号が記載されていません」 2019/10/8
http://dogabout.online/ 「振込先が記載されたメールが届き、お金を振り込んだところ10日以上経っても連絡がない。ホームページの住所を調べたら、架空の宛先だった」 2019/10/31
https://www.aucooedowagashi.icu/ 「代金支払い後、商品が届かず、連絡も取れません」 2019/12/15
https://www.fidonsale.xyz/

「会社概要に載せられている社名や住所などは

他に実在する会社のものを組み合わせています」

2020/2/11
http://billboarded.online 「商品が安価だったので購入したいと会社概要などを調べたところ、代表者名と振込先名義が異なる点、会社名や記載されている住所を検索すると、他社が結果に表示されることなどから虚偽記載ではないか」 2020/4/12
https://www.charliesy.xyz/ 「自社の商品が取引のないサイトで安価に販売されています。商品情報や画像なども盗用され、困っています」 2020/5/17
http://broadbandpicture.club/ 「商品が安価だったので購入を決め、代金を振り込んだが商品が届かないどころか連絡もつかない」 2020/7/21
http://topsale/placecare.xyz/ 「代金を振り込んだが商品が届きません。株式会社と記載があるが振込先は個人名宛でした。また、電話番号の記載がないので連絡が取れません」 2020/9/29
https://leversalep.com 「代金を振り込んだが商品が届きません。メールで問い合わせても返信がなく、会社概要に電話番号が記載されていないので、連携も取れません」 2020/12/1
https://kapayoyo.com/ 「ネット広告からとんだサイトですが、会社概要や特定商取引法の表示に必要である会社名や所在地、電話番号などの記載がありませんでした」 2021/1/12
https://www.kuzima.jp/ 「商品を購入したが届きません。思い返してみると、クレジット決済の際に何度も情報を入力させられたり、メールのやり取りで日本語の誤りが目につたりとおかしな点がいくつかありました」 2021/1/28
https://tracey.egyptianculture.net 「会社概要に記載の店舗住所を検索すると、違う会社が表示されます。また、フリーダイヤルは数字が不足した番号です」 2021/2/27

 

偽サイトに誘導されるケース

偽サイトに誘導されるケースには、企業や金融機関になりすました人物による手口が最も多いです。主に次のような手口が見られます。

手口 概要
フィッシングメール 悪意のある第三者が金融機関やクレジットカード会社などになりすまして、偽サイトに誘導させる
スミッシング SMSにテキストメッセージを送り付け、偽のURLや添付ファイルをクリックさせて、偽サイトに誘導させる
スピアフィッシング 事前に特定のターゲットの情報を収集し、本物に似せたメールを送り付けて、偽サイトに誘導させる

偽サイトに誘導する手口で多いのはフィッシングと呼ばれる詐欺行為です。一度フィッシングの標的になると、対策を施さない限り狙われ続けてしまいます。

そのため、フィッシング対策や被害に遭った場合の対処法などを知り、適切に対応できるようにしましょう。

 

偽サイトを見分けるポイント

偽サイトを見分けるポイントは、以下の5つです。

 

・サイトに正しい会社概要が記載されているか

・商品が大幅に安価で販売されていないか

・セキュリティソフトから警戒されていなかい

・支払い方法に不審な点はないか

・サイトのURLやドメインが不自然ではないか

 

「偽サイトでは?」と不安に感じる場合には、上記のポイントをチェックしてみるのがおすすめです。では、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

 

サイトに正しい会社概要が記載されているか

偽サイトを見分けるポイント1つ目は、サイトに正しい会社概要が記載されているか確認することです。

 

なぜなら、サイトに記載されている販売業者の住所が虚偽であったり、無関係の住所の場合があるからです。

 

例えば、「ネット通販で商品を購入したが商品が届かないため、サイトに記載されている販売業者に問い合わせたところ、偽サイトだった」などの被害例もあります。

 

そのため、初めて利用するショップの場合は特に、住所や電話番号などの会社概要をしっかりと確認しましょう。

 

商品が大幅に安価で販売されていないか

偽サイトを見分けるポイント2つ目は、商品が大幅に安価で販売されていないか確認することです。

 

なぜなら、コピー商品や詐欺サイトの可能性があるからです。

 

偽サイトの特徴として、通常では考えにくい販売価格の大幅な値引きを強調して消費者心理につけこみ、商品購入を煽ることがあります。

 

一般の店で販売されている価格より大幅に安価で販売されていたり、割引が過大な場合は注意しましょう。

 

セキュリティソフトから警告されていないか

偽サイトを見分けるポイント3つ目は、セキュリティソフトから警告されていないか確認することです。

 

なぜなら、偽サイトを閲覧してしまった場合、PCのセキュリティソフトから警告される場合があるからです。

 

例えば、「この接続はプライバシーを保護できません」や「セキュリティ証明書に関する警告」などの警告が表示された場合は注意が必要です。

 

ただし、警告自体も偽物である可能性もあり、別のサイトへ誘導される恐れもあるため、ユーザーの不安を煽るような警告は、指示があっても安易に従わないようにしましょう。

 

支払い方法に不審な点はないか

偽サイトを見分けるポイント4つ目は、支払い方法に不審な点はないか確認することです。

 

なぜなら、支払い方法の種類が1種類の場合は偽サイトの可能性が高いからです。

 

例えば、クレジットカード払いで申し込んだのに、後日メールで前払いを要求されるなどの手口で金銭を騙し取ることが考えられます。

 

支払い方法が銀行口座等への前払いのみ、クレジットカードのみ、代金引換のみなど、支払い方法が限定的な場合は偽サイトである可能性が高いため、疑うようにしましょう。

 

サイトのURLやドメインが不自然ではないか

偽サイトを見分けるポイント5つ目は、サイトのURLやドメインが不自然ではないか確認することです。

 

なぜなら、公式サイトを巧妙に真似ている場合があるからです。

 

URLに含まれる文字列の「http://」以降の英数字をドメインと言い、公式の企業が使用する「.」以降のドメインは、「.com」「.co.jp」「.jp」が使用されているケースがほとんどです。しかし、偽サイトの場合、「.」以降に見慣れない英数字が含まれているケースがあります。

 

偽サイトは文字を追加したり数字に変えたりして公式と区別がつかないようにしているため、普段から公式サイトのURLをブックマークしておき、見比べるようにしましょう。

 

被害に遭ってしまった際の対処法

被害に遭ってしまった際の対処法は、以下の5つです。

 

・会員登録を削除する

・クレジットカード会社に連絡する

・IDやパスワードを変更する

・サイト情報や相手とのやり取りの内容を保存する

・警察に通報する

 

偽サイトの被害に遭ってしまった際には、二次被害などに発展させないよう、適切に対処する必要があります。では、それぞれの対処法について詳しく解説します。

 

会員登録を削除する

被害に遭ってしまった際の対処法1つ目は、会員登録を削除することです。

 

なぜなら、住所や電話番号、銀行口座やクレジットカードなどの個人情報が不正利用される可能性があるからです。

 

偽サイトの被害に遭った場合は、不正利用やフィッシング詐欺などのさらなる被害に発展する可能性が考えられます。

 

そのため、偽サイトに会員登録してしまった場合は、速やかに登録を削除しましょう。

 

クレジットカード会社に連絡する

被害に遭ってしまった際の対処法2つ目は、クレジットカード会社に連絡することです。

 

なぜなら、不正利用される可能性があるからです。

 

多くのクレジットカードには、カードの裏面に24時間対応の緊急連絡先が記載されているため、クレジットカード情報を入力している場合はすぐに電話をかけ、状況を説明し、カードの利用停止を依頼します。

 

もし、不正利用が確認された場合はクレジットカード会社に報告し、被害額の補償手続きを行いましょう。

 

IDやパスワードを変更する

被害に遭ってしまった際の対処法3つ目は、IDやパスワードを変更することです。

 

なぜなら、クレジットカード同様に、個人情報が不正利用される可能性があるからです。

 

そのため、サイトに入力しているIDやパスワードをただちに変更する必要があります。

 

さらに、同じIDやパスワードを他のサービスでも使い回している場合は、不正アクセスのリスクが高まるため、それら全てのIDやパスワードも変更しましょう。

 

サイト情報や相手とのやり取りの内容を保存する

被害に遭ってしまった際の対処法4つ目は、サイト情報や相手とのやり取りの内容を保存することです。

 

なぜなら、警察に操作してもらう際、被害届の提出に役立つからです。

 

入力した個人情報の種類や注文した商品の詳細、支払い方法や偽サイトのURL、やり取りなどを整理しておく必要があります。

 

どのような情報を入力してしまったのか、どのような行動をとってしまったのか、正確に把握して証拠となり得る情報を保存しておきましょう。

 

警察に通報する

被害に遭ってしまった際の対処法5つ目は、警察に通報することです。

 

なぜなら、偽サイトによる被害は犯罪行為であるため、警察に通報して操作してもらう必要があるからです。

 

したがって、通報の際は偽サイトのURLや画像、やり取りの記録など、できるだけ多くの情報を提供しなければなりません。

 

警察への通報は、類似事件の防止や検挙に繋がる可能性もあるため、被害に遭った際は最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口に通報・相談して操作してもらいましょう。

 

まとめ

今回は、偽サイトの一覧や公式と見分けるポイント、被害に遭った際の対処法を解説しました。

 

偽サイトは、公式サイトを巧妙に似せたサイトを作成しているため、見分けることが難しいです。しかし、商品の価格や支払い方法に不審な点があることが特徴であるため、少しでも怪しいと感じた場合は、公式と見比べて被害に遭わないように注意しましょう。

 

悪意のある第三者がフィッシングメールなどから偽サイトに誘導し、偽サイトに入力した個人情報が漏洩したり、不正利用されたりすることがあります。インフォシールド合同会社では、サイバーセキュリティに関するサービスの見積もりやサービス提供を行っております。

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