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情報漏洩によるコンプライアンス違反とは?6つの事例や原因・対策を解説!

2024/10/05 ブログ

 

情報漏洩によるコンプライアンス違反とは、どういうもの?

 

コンプライアンス違反は、どのような行為が違反になり得るのでしょうか。

 

今回は、情報漏洩によるコンプライアンス違反について解説します。また、具体的な6つの違反事例もまとめました。

 

これを読めば、コンプライアンス違反がどういうものかを理解でき、原因や対策を知ることができます。

 

先に結論を言うと、コンプライアンス違反はコンプライアンスを理解し、企業でルールなどを定め、遵守することが違反を防ぐことに繋がりますよ。

 

コンプライアンスとは?

 

コンプライアンスとは、「命令や規則、法令、要求、規格などに従うこと」という理念を意味します。

 

企業経営においては「法令遵守」という意味で使われることが多いですが、守るべきものは法律だけにとどまりません。

 

企業理念や公序良俗、社会の規範や道徳のほか、各企業が定める独自の就業規則やルールといった、社会通念上守るべきとされるモラルなども含まれます。

 

つまり、コンプライアンス違反は、「社会秩序に反せず、公正・公平に業務を行うべきにも関わらず違反をした」という意味になるのです。

 

企業がコンプライアンスを遵守する理由

 

企業には、コンプライアンスの遵守が求められます。

 

なぜなら、コンプライアンスの遵守を怠ると、社会的信用を失うことに繋がるからです。

 

コンプライアンス違反をしてしまうと企業のイメージや信頼を大きく損ない、最悪の場合、倒産に至る可能性もあります。

 

信頼を回復するにはかなりの時間が必要なため、従業員一人ひとりが高い倫理観を持ち、コンプライアンスを遵守することが企業価値の向上や社会からの評価に繋がるのです。

 

コンプライアンスを理解するメリット

 

コンプライアンスを理解するメリットは主に以下の2つです。

 

・コンプライアンス違反を防げる

・企業のイメージを守ることができる

 

コンプライアンスを理解することで、違反行為の予防や企業のイメージアップに繋がります。では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

 

コンプライアンス違反を防げる

コンプライアンスを理解するメリット1つ目は、コンプライアンス違反を防げることです。

 

なぜなら、コンプライアンスを理解できれば、違反内容が明確になるからです。

 

例えば、違反事例を細かく知ることで自身や企業を守ることに繋がります。しかし、内容によっては、気付かないうちに違反しているケースも珍しくはありません。

 

明らかなコンプライアンス違反であれば気を付けることができるため、コンプライアンスの理解はした方が良いでしょう。

 

企業のイメージを守ることができる

コンプライアンスを理解するメリット2つ目は、企業のイメージを守ることができることです。

 

なぜなら、コンプライアンス違反は企業のイメージや社会的信用を失うことに繋がるからです。

 

例えば、従業員がコンプライアンス違反をした企業とそうでない企業において、同じ価格・性能の商品があれば、違反をしていない企業の商品を購入したいと思いますよね。

 

コンプライアンス違反により企業のイメージが損なえば信頼が回復するまでには時間がかかるため、従業員一人ひとりが正しい知識を身に付けることが大切です。

 

情報漏洩によるコンプライアンス違反の6つの事例

 

コンプライアンスのルールは広範囲であるため、従業員が気付かないところや無意識のうちに違反していることも珍しくありません。企業で起こりうるコンプライアンス違反の具体例を6つ紹介します。

 

では、情報漏洩によるコンプライアンス違反の事例について、具体的に見ていきましょう。

 

顧客情報の持ち出し(某不動産会社)

不動産会社を経営するA社の子会社で、元従業員による顧客情報の持ち出しが明らかになりました。

 

退職した元従業員が転職に際して、64件の顧客情報を持ち出したというコンプライアンス違反です。元従業員が顧客情報の持ち出しをしたとして、A社は刑事告訴し、元従業員は逮捕されました。

 

このように、転職先に顧客情報や技術情報などを提出することを「手土産転職」と言い、従業員が自社の顧客情報を第三者に販売するなどの事件も起きています。

 

個人情報の不正利用(某自動車会社)

大手自動車会社で、約6000件の顧客情報の目的外使用が行われました。

 

顧客から収集した個人情報を顧客の同意なしに、同社提供のウェブサイトへ無断で入力し会員登録をしたと明らかになっています。同社系列の27社が、ウェブサイト登録の目標ユーザー数を達成するための不正行為だったそうです。

 

個人情報の不正使用発覚後、登録情報を削除した上で、顧客の同意がなければ登録できないようシステムの改修を行いました。

 

サイバー攻撃による情報漏洩(某団体)

某団体が主催するセミナーで、参加者名簿から約1万2000件の個人情報が漏洩するというサイバー攻撃が発生しました。

 

名簿には、氏名・住所・電話番号・メールアドレス・企業名などが記載されていたそうです。ファイルにはパスワードが設定されておらず、管理していたパソコンはインターネットに接続されていました。

 

セミナーを主催した団体は、連絡先が明らかな参加者に対し、メールや文書で漏洩の可能性を伝えました。

 

元従業員によるSNSでの写真投稿(飲食店チェーン)

2022年、飲食店チェーン・フランチャイズ店の元従業員がコンプライアンス違反をしました。食品衛生の問題を理由に退職した元従業員が写真をSNSに投稿し、拡散されたことがニュースになりました。

 

保健所の検査は適正に受けていたとのことですが、法令違反にならない場合でも食品衛生や店の対応に問題があったのであれば、消費者の信用を失うリスクやネットでの炎上リスクが考えられます。

 

結果として、フランチャイズ店の店舗は閉鎖されたそうです。

 

株主の個人情報流出(サンリオ)

2015年5月19日、サンリオで株主向けサイトに登録した同社株主の個人情報が漏洩したことが明らかになりました。

 

サイト運営会社は大規模な企業の情報を管理しているのにも関わらず、セキュリティレベルが低く、セキュリティの根幹の部分がハッキングされ、個人情報が抜き取られたようです。

 

サンリオはお詫びの品として漏洩の可能性がある6249人にクオカード1000円を送付しました。

 

メールの誤送信(日本郵政)

日本郵政で、メールの誤送信による情報漏洩が発生しました。

 

取引先の建設業者ら約7500のメールサービス登録者に対し、登録者名やメールアドレス、電話番号、住所を一覧にしたエクセルファイルをメールで誤送信する人的ミスだったと明らかになっています。

 

効率良く一斉送信でエクセルファイルを送ることができましたが、簡単に想定できる情報漏洩なだけに、ミスを防ぐ仕組みがなかったことが原因と考えられます。

 

企業でコンプライアンス違反が起こる原因

 

企業でコンプライアンス違反が起こる原因は主に以下の3つです。

 

・コンプライアンス知識の不足やモラルの欠如

・職場環境に問題がある

・社内にコンプライアンス規定や窓口がない

 

コンプライアンス違反を防ぐためには、コンプライアンスを理解しておくことだけでなく原因について知ることも大切です。では、それぞれの原因について詳しく解説します。

 

コンプライアンス知識の不足やモラルの欠如

企業でコンプライアンス違反が起こる原因1つ目は、従業員のコンプライアンス知識の不足やモラルの欠如です。

 

なぜなら、コンプライアンスに関する知識が不足していると無意識のうちに違反を起こしてしまうからです。

 

例えば、顧客情報や機密情報を外部に持ち出すことは業務で知った情報を流出させてしまうことになりますよね。

 

コンプライアンスの知識が乏しくても一般常識やモラルがあれば違反を防ぐことができるため、基本的な知識やモラルに関する見直しやアップデートをしましょう。

 

職場環境に問題がある

企業でコンプライアンス違反が起こる原因2つ目は、職場環境に問題があることです。

 

なぜなら、職場環境が悪く理性が利かなくなってしまいコンプライアンス違反を招く原因になるからです。

 

例えば、過剰なノルマ設定を課せられたり、上司に命令されたりと追い詰められてしまうケースが挙げられます。

 

また、コンプライアンス違反を発見した時に、見逃したり隠蔽したりする社会組織の風土があるならば、従業員だけでなく企業全体としての問題であるため、企業が一丸となってコンプライアンスを見直す必要があるでしょう。

 

社内にコンプライアンス規定や窓口がない

企業でコンプライアンス違反が起こる原因3つ目は、社内にコンプライアンス規定や窓口がないことです。

 

なぜなら、内部にコンプライアンス違反を防ぐ仕組みが構築されていないケースがあるからです。

 

例えば、違反をした時の対処法が記載されたマニュアルやコンプライアンスに関する研修、従業員が相談できる窓口などを設置しなければなりません。

 

従業員一人ひとりの意識だけでコンプライアンスを遵守するには限界があるため、業務の一環としてコンプライアンス違反を防ぐ仕組みを作りましょう。

 

企業がコンプライアンス違反をしないための4つの対策

 

企業がコンプライアンス違反をしないための対策は主に以下の4つです。

 

・コンプライアンス研修を実施する

・情報管理マニュアルをを策定する

・内部監査を実施する

・社内のコンプライアンス管理体制を構築する

 

企業がコンプライアンス違反をしないためには、企業全体が一丸となって対策を実施しなければなりません。では、それぞれの対策について詳しく解説します。

 

コンプライアンス研修を実施する

企業がコンプライアンス違反をしないための対策1つ目は、コンプライアンス研修を実施することです。

 

なぜなら、コンプライアンスを遵守してもらうためには、従業員に正しい知識を持ってもらう必要があるからです。

 

例えば、「コンプライアンスはなぜ遵守しなければならないのか」や「もし違反してしまったらどのようなことが起こるのか」などを理解する必要があります。

 

コンプライアンスの意識を高めるために、定期的なコンプライアンス研修の実施を検討しましょう。

 

情報管理マニュアルを策定する

企業がコンプライアンス違反をしないための対策2つ目は、情報管理マニュアルを策定することです。

 

なぜなら、個人情報や機密情報の漏洩を防ぐために、情報管理における明確化された規定が必要だからです。

 

例えば、機密情報については社内LANでのみアクセス可能にするなど、物理的に情報漏洩のリスクを低くするといった対策が重要です。

 

情報管理マニュアルを策定するだけでなく、想定されるコンプライアンス違反のリスクを洗い出し、それらを徹底して従業員に共有しましょう。

 

内部監査を実施する

企業がコンプライアンス違反をしないための対策3つ目は、内部監査を実施することです。

 

なぜなら、社内でコンプライアンス研修を実施したりマニュアルを策定したりしても、それらが守られているかどうかを監視する機能がなければ意味がないからです。

 

例えば、ハラスメントや不正会計などは自身の評価が落ちることを恐れて隠蔽されてしまう可能性が考えられます。

 

そのような事態を防ぐためには、定期的に内部監査を実施し、コンプライアンス問題を早期発見・改善できるようにしておくことが大切です。

 

社内のコンプライアンス管理体制を構築する

企業がコンプライアンス違反をしないための対策4つ目は、社内のコンプライアンス管理体制を構築することです。

 

なぜなら、コンプライアンス違反が起こった際、対応できる窓口や部門を設置していないと適切に対応できないからです。

 

例えば、不正アクセスやデータの改ざんを防ぐために、ITシステム管理体制を設置することや定期的なコンプライアンス研修、監視カメラの導入が考えられます。

 

ただし、管理体制を強化しすぎて従業員のプライバシーを侵害することは許されないため、従業員に対しても十分な説明を行うことが大切です。

 

まとめ

 

今回は、情報漏洩によるコンプライアンス違反の原因や対策、具体的な6つの違反事例を解説しました。

コンプライアンスは、自身が気付かないうちに違反している場合もあるため、社内で研修を実施したり、環境を整えたりなど徹底して対策を行っていただきたいです。

 

サイバー攻撃や従業員の人的ミスにより情報漏洩が発生し、コンプライアンス違反に発展する可能性があります。インフォシールド合同会社では、サイバーセキュリティに関するサービスの見積もりやサービス提供を行っております。

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